寝違えとは?
朝起きたときに首が痛くて動かせない、振り向こうとするとズキッとする。
これが一般的に「寝違え」と呼ばれる状態です。首や肩の筋肉・靭帯に小さな炎症や損傷が生じることで起こります。
☆主な原因
高すぎる・低すぎる枕、うつ伏せ寝などの不自然な寝姿勢
長時間のスマホ・PC作業による首まわりの疲労
就寝中の冷えや血流不足
運動や作業による筋肉の使いすぎ
現代人は前かがみ姿勢が多く、寝違えを起こしやすい環境にあります。
よくある症状
首を一定方向に動かしたときの鋭い痛み
首や肩甲骨周辺の張り・こわばり
ひどい場合は振り向けない、衣服の着脱が困難になる
※手のしびれや発熱・頭痛を伴う場合は、別の疾患の可能性もあるため早めに医療機関を受診してください。
☆自宅でできるセルフケア
無理に動かさない
痛みの方向へ首を強く動かすのはNGです。
冷却(発症から48時間)
保冷剤をタオルに包み、10〜15分ほど患部にあてましょう。
温熱(痛みが和らいできたら)
シャワーや蒸しタオルで温め、血流を促進します。
軽い運動(痛みが落ち着いてから)
手で抵抗をかけながら首を前後左右に動かす「アイソメトリック運動」
肩甲骨をすくめて下げる・寄せる運動
再発予防のポイント
デスクワーク中は画面を目の高さに調整
長時間同じ姿勢を避け、こまめにストレッチ
枕の高さを見直し、首に負担の少ない寝姿勢を意識
☆まとめ
寝違えは数日で改善することも多いですが、繰り返す場合は首や肩の筋バランス・姿勢に問題が隠れていることがあります。
「朝から首が回らない…」と不安なときは、自己判断せず早めに北千住駅前整骨院までご相談ください!!