こんにちは!秋山駅前整骨院です。
前に2回、タンパク質と糖質のお話をしました。
今回は「脂質」のお話です。
皆さん、【PFC】という言葉を聞いたことがあるでしょうか?筋トレをされている方や、ダイエットをしようと勉強した方、栄養学に詳しいかたはご存じかと思います。
Pはプロテインの頭文字で「タンパク質」、
Fはファットの頭文字で「脂質」、
Cはカーボの頭文字で「炭水化物(糖質)」のことです。
みなさんが気にしているカロリーは主にこの3つのバランスで構成されます。
前にお話ししたように、タンパク質と糖質は1g 4kcalで、脂質は1g 9kcalです。
同じ重さでカロリーが倍以上も違うとなると、脂質が嫌われるのも仕方がないことかもしれません(-_-;)
しかし、脂質も体にとって重要な役割を果たす大事な栄養素です!その働きは以下のようなものです。
1,細胞膜やホルモンの構成成分
2,脂溶性ビタミンの吸収を助ける
3,内臓の保護
4,体温の保持
単なる体の重りだけではないんですね~
脂肪もたくさんの種類があります。
1,飽和脂肪酸(常温で固形)→バター、ラード、牛や豚の脂
2,不飽和脂肪酸(常温で液体)
があり、
不飽和脂肪酸の中に
A、一価不飽和脂肪酸(人体で合成できる)
B、多価不飽和脂肪酸(人体で合成できない)必須脂肪酸といわれる
があり、
多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)の中に
・n-6系脂肪酸(オメガ6)リノール酸→ごま油、紅花油など
・n-3系脂肪酸(オメガ3)DHA,EPAなど→魚油など
があります。
教科書みたいになってきました(笑)
あとは脂質で上げられるのは「コレステロール」です。
コレステロールは体内で合成される脂質で、タンパク質と脂質の複合体です。
コレステロールはLDL(悪玉)コレステロールとHDL(善玉)コレステロールがあります。
LDLコレステロールは肝臓で作られたコレステロールを全身に運ぶ役割があります。増えすぎると動脈硬化の原因となります。
HDLコレステロールは血中のコレステロールを肝臓へ回収する役割があります。
また、
飽和脂肪酸(常温で固形)はコレステロール値を上昇させる。
多価不飽和脂肪酸(必須脂肪酸)はコレステロール値を下げる働きがあります。
健康診断でコレステロール値が高いと言われたからといって、むやみに脂質を取り除くのではなく、正しく摂取することで正常な数値へと取り戻すことができますので、不安なかたはかかりつけ医へご相談してみてください。
たくさんの言葉が出てきたので、筆者も頭が混乱してきました (汗)
今日はここまでにしておきましょう!ではまた!
参考:大塚製薬「栄養素カレッジ(脂質)」https://www.otsuka.co.jp/college/nutrients/lipid.html
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