
季節の変わり目はぎっくり腰に要注意
気温の変化が激しい季節の変わり目。体がだるく感じたり、疲れが取れにくくなったりしやすい時期ですが、この時期に特に増えるのが「ぎっくり腰」です。
なぜ季節の変わり目に多いのか?
春や秋などの季節の変わり目には、以下のような要因が重なりやすくなります。
・朝晩の冷え込みで筋肉が硬くなる
・寒暖差で自律神経が乱れ、体の緊張が強まる
・新生活や環境の変化による疲労やストレス
・気圧や湿度の変化による血行不良
こうした状態で、ちょっとした動作(洗顔・くしゃみ・物を取ろうとした時など)をきっかけに腰に急な痛みが走ることがあります。これが「ぎっくり腰(急性腰痛症)」です。
ぎっくり腰になったらどうする?
まずは無理に動かず、安静が第一です。
・痛みが出た直後は患部を冷やす(氷や冷湿布を10~15分)
・姿勢は楽な横向きや仰向けで、膝を軽く曲げると負担が減ります
・無理にストレッチやマッサージはしない
痛みが落ち着いたら、血行を良くするために少しずつ体を動かしていくことも大切です。
再発防止のためにできること
・急な冷えから体を守る(腹巻・温熱グッズの活用)
・普段から腰周りのストレッチや筋力トレーニングを行う
・長時間同じ姿勢を避け、定期的に体を動かす
・お風呂でしっかり温めて筋肉をほぐす
当院では、ぎっくり腰への施術はもちろん、再発予防のための体の使い方やストレッチ指導も行っています。
ぎっくり腰は予兆なく突然起こりますが、実は日頃の体調や習慣が関係しています。「ちょっと腰が重いな…」という違和感を感じたら、悪化する前に当院にご相談ください。早めのケアが何よりの予防です。